30 Avenue Montaigne
モンテーニュ通り30番地の中心部に足を踏み入れてみましょう。「ミツバチがひしめき合う小さな巣箱」のようなこの場所で、75年前にクリスチャン・ディオールの伝説が生まれました。
メゾンディオールの眼科用機器、1953年頃。
毎年発売されたフランス向け2種類、国際マーケット向け2種類からなる4種類のコレクションには、それぞれ3か月の準備期間を要しました。自社の従業員が最高の状態で働けるよう、メゾンは他社に先がけて企業内診療所を設けました。フランスの保健大臣であるベルナール・ラフェイが開設したこの施設では、医師が毎日待機していました。これにジュラのヴェール ル グランにある大きな保養所とディナールの行楽地が加わり、メゾンの従業員への福利厚生が整いました。
クリスチャン・ディオール、保健大臣のベルナール・ラフェイ、マダム パイ (メゾンディオールの職業医師)。1953年頃、眼科部門にて。
モンテーニュ通り30番地の中心部に足を踏み入れてみましょう。「ミツバチがひしめき合う小さな巣箱」のようなこの場所で、75年前にクリスチャン・ディオールの伝説が生まれました。